南九州、北部九州、長崎県の各ブロック予選を勝ち上がってきた29チームが出場しました。
実は、4月に行われた南九州予選の時に、私のとても感動した話を予選の後で聞きました。
そのお話しを書きたいと思います。
神のしもべ長崎教会のオンラインを熊本でされている3人の夫人の方々がチームを作って、南九州のブロック予選に参加されました。
その中の一人のご婦人の方の娘さんで、中学二年生方がドラムを習っているので、練習して一緒に参加する予定でした。
ドラム教室の先生も楽しみにしてくださっていたのです。
ところが、今年熊本で持たれた南九州地区予選の会場は、ドラム持ち込み禁止で、ドラムは叩けなかったのです。
お母さんもお嬢さんも先生も、がっかりされました。
でもそこで、お母さんは、あきらめませんでした。
「そうだ、九州地区予選に出られれば、そこならドラムが叩ける!」
そう思ったお母さんは、祈り始めました。
「イエス様、私たちの賛美チームが上位に入って、九州地区予選に出られるようになるのは、はっきり言って不可能です。
でも、娘もドラムの先生もがっかりしています。
どうか、この娘にドラムを叩く機会を与えてください。先生にも、もう一度、目標をもって教えてもらえるようにしてください。
あつかましい、図々しい祈りであることは十分にわかっています。
でもイエス様、あなたに不可能はありません、
どうか、お願いです。上位に入りますように。九州地区予選に出られるようになりますように。イエス様、お願いします。」 と
そして、お嬢様とも一緒に心を合わせて、不可能に向かって祈り始めました。
当日、今までで一番の最高の賛美ができました。
それでも正直言って、上位には、入れそうには思えませんでした。
24チーム中の7位までに入らないと九州地区予選には出られません。
いよいよ発表の時が来ました。
10位から発表されました。
10位にも9位にも8位にも入っていませんでした。
そして、7位の発表の時、期待しました。
でもダメでした。
もしかして6位にと思いましたが、入っていませんでした。
もうダメだと思いました。
やはり5位には入っていません。
やはりダメだったのかと思いがっかりしていると、
4位の発表の時、「九州ゴスペルクラブ熊本」と彼女のチームが呼ばれたのです。
もうびっくりしてしまいました。
3人とも驚きを越えて、「エーーーー本当、奇跡だ!!!!!」と叫んでいました。
主イエス・キリストの父であり、私たちの父である神さまは、
このご婦人とお嬢さんの心を一つにした願いに答えられたのです。
お母さんの愛によって働いた神への信仰の願いは、天に届いたのです。